清州美食・酒フェスタ、10月31日〜11月1日 1913年料理書の体験
「2026 清州美食・酒フェスタ」が10月31日〜11月1日、清州の文化製造廠の芝生広場で開かれる。1913年の記録とされる清州の料理書『パンチャンドゥンソク』を生かした調理体験や伝統の茶菓膳の体験が予定されている。本に記されたカクテキや餅、スジョングァは、今の同じ料理と材料が異なる。
フェスタと料理書
『パンチャンドゥンソク(반찬등속)』のカクテキには魚が入り、インジョルミには薄焼き卵と唐辛子の細切りを付ける。スジョングァにはシナモンの代わりに蜂蜜水に漬けた干し柿を使う。名前は同じでも、材料と下ごしらえは今と違う。
清州市が10月12日に案内した「2026 清州美食・酒フェスタ」は10月31日〜11月1日に文化製造廠の芝生広場で開かれ、この本を生かした調理体験と伝統の茶菓膳の体験を用意する。以下の料理は本の例であり、各体験の確定メニューとして発表されたものではない。
おかずの本に餅や酒
韓国国立民俗博物館の韓国民俗大百科事典は、この本を20世紀初めの清州地域のハングル料理書と説明している。干支による年の記載、地名、表記の特徴から1913年の記録とされる。裏表紙の상신리(サンシンリ)という地名は、本がどの地域の暮らしと結び付くかを示している。
キムチや保存食に加え、餅、菓子、飲み物、酒まで46種の調理法を収める。婚礼用品や家財などの言葉を記した「文字冊」の部分もある。ただし一つの家の記録であり、当時の清州の人すべての食生活を示すものではない。
チョギ入りのカクテキ
韓食振興院の説明によると、現代のカクテキは角切り大根を塩漬けにし、粉唐辛子、アミの塩辛、ネギ、ニンニクなどであえる。2015年の東アジア食生活学会の論文によると、本のカクテキは塩水に漬けた大根に刻んだ唐辛子、ショウガ、チョギ(조기)という魚を加える。魚を入れる点が最大の違いだ。
同論文は、本のキュウリキムチにもニンニク、唐辛子、刻んだチョギが使われたとしている。現代のキムチも家庭ごとに違うため、特定の記録同士の比較となる。掲載したキムチの写真は現代の料理だ。

卵と唐辛子をのせた餅
国立民俗博物館は、インジョルミをもち米を蒸してつき、大豆の粉をまぶした餅と説明している。
韓食振興院に掲載された復元研究者チ・ミョンスンのインタビューによると、本の「ファビョン」はインジョルミに細切りの薄焼き卵と唐辛子を付け、青大豆の粉を加えた餅だ。昔の餅は今より地味だったという想像とは異なる。写真のインジョルミは比較用で、ファビョンの復元品ではない。

シナモンのないスジョングァ
国立民俗博物館が説明する現在のスジョングァは、ショウガとシナモンを煮出した液を蜂蜜や砂糖で甘くし、干し柿を入れる。
チ氏の復元解説によると、本のスジョングァは干し柿を蜂蜜水に一晩漬けるものだ。香辛料を煮出す方法と果実を漬ける方法は、同じ名前でも別の調理法といえる。昔の記録の説明であり、分量や保存条件を整えた家庭向けレシピではない。掲載したスジョングァの写真も、本の料理の復元とは確認されていない。

そば粉のマンドゥ
伝統文化ポータルによると、本のマンドゥはそば粉の皮に肉、白菜、おからのあんを包んでゆでる。国立民俗博物館のマンドゥク(餃子のスープ)の説明にある小麦粉の皮や豆腐とは、皮もあんも異なる。おからと豆腐は別の材料だ。
写真の蒸しマンドゥとヤックァは韓国の食文化を伝える資料写真で、そば粉マンドゥの復元品や今回の茶菓膳を撮ったものではない。


開催情報
テーマは「清州で醸し、清州で用意する味」。清州式サムギョプサル、煮込み料理のチャグリ、地元飲食店の料理、伝統酒、クラフトビールが紹介され、伝統酒の試飲・品評会も予定されている。
日程は2026年10月31日(土)〜11月1日(日)、会場は清州市清原区上党路314の文化製造廠芝生広場。10月12日の発表には各体験の料理名、実施時間、申込方法、料金が含まれておらず、清州市の公式案内で確認する必要がある。

出典・基準情報
2026-10-13T10:32:58.466Z
清州市 ↗清州市 ↗清州市 ↗国立民俗博物館 ↗国立民俗博物館 ↗DOI 10.17495/easdl.2015.8.25.4.574 ↗hansik.or.kr ↗hansik.or.kr ↗国立民俗博物館 ↗国立民俗博物館 ↗国立民俗博物館 ↗kculture.or.kr ↗ニューシス ↗lazy fri13th, “Kkakdugi.jpg”, Wikimedia Commons · individual photo license ↗Katsumi funami, “Cucumber kimchi on plate.jpg”, Wikimedia Commons · individual photo license ↗ally j, “Injeolmi.jpg”, Wikimedia Commons · individual photo license ↗lazy fri13th, “Sujeonggwa.jpg”, Wikimedia Commons · individual photo license ↗Brücke-Osteuropa, “Mandu.jpg”, Wikimedia Commons · individual photo license ↗Korea.net / Korean Culture and Information Service, “KOCIS yakgwa, honey cookies (4646996556).jpg”, Wikimedia Commons · individual photo license ↗ProjectManhattan, “Samgyeopsal.jpg”, Wikimedia Commons · individual photo license ↗Creative Commons · applicable photograph license ↗Creative Commons · applicable photograph license ↗Creative Commons · applicable photograph license ↗Creative Commons · applicable photograph license ↗カクテキ、2018年10月12日。現代の大根キムチの資料写真で、本のチョギ(조기)入り調理法の復元品や今回の確定メニューではない。 写真: lazy fri13th, “Kkakdugi.jpg”, Wikimedia Commons / CC BY 2.0. 縦横比を保って縮小しJPEGで再保存。カードは中央基準で一部を切り取り、拡大すると提供写真の全体を見られる。
吉田キムチのオイキムチ、2012年10月26日、日本。現代のキムチを比べるための資料で、チョギ(조기)を使う昔の料理や清州の催しの料理ではない。 写真: Katsumi funami, “Cucumber kimchi on plate.jpg”, Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0. 縦横比を保って縮小しJPEGで再保存。カードは中央基準で一部を切り取り、拡大すると提供写真の全体を見られる。
大豆の粉をまぶしたインジョルミ、2018年3月18日。比較用の現代の餅の写真で、卵と唐辛子を飾ったファビョンの復元品ではない。 写真: ally j, “Injeolmi.jpg”, Wikimedia Commons / CC0 1.0. 縦横比を保って縮小しJPEGで再保存。カードは中央基準で一部を切り取り、拡大すると提供写真の全体を見られる。
スジョングァ、2019年6月27日。原資料はシナモンの飲み物と説明する。本の蜂蜜水の調理法の復元品や今回の提供飲料ではない。 写真: lazy fri13th, “Sujeonggwa.jpg”, Wikimedia Commons / CC BY 2.0. 縦横比を保って縮小しJPEGで再保存。カードは中央基準で一部を切り取り、拡大すると提供写真の全体を見られる。
大田の飲食店の肉入りマンドゥ、2011年6月7日。韓国のマンドゥの資料写真で、本のそば粉とおからの料理の復元品や今回の参加店を示すものではない。 写真: Brücke-Osteuropa, “Mandu.jpg”, Wikimedia Commons / CC0 1.0. 縦横比を保って縮小しJPEGで再保存。カードは中央基準で一部を切り取り、拡大すると提供写真の全体を見られる。
器に盛ったヤックァ。原資料の日付は2010年5月28日。韓国の茶菓文化の例で、古い料理書の復元品や今回の茶菓の膳ではない。 写真: Korea.net / Korean Culture and Information Service, “KOCIS yakgwa, honey cookies (4646996556).jpg”, Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.0. 原本の画素数を保ってJPEGで再保存。カードは中央基準で一部を切り取り、拡大すると提供写真の全体を見られます。
鉄板で焼くサムギョプサル、2014年8月9日。一般的な韓国料理の資料で、清州式の調理法や2026年の会場、出店者を確認した写真ではない。 写真: ProjectManhattan, “Samgyeopsal.jpg”, Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0. 縦横比を保って縮小しJPEGで再保存。カードは中央基準で一部を切り取り、拡大すると提供写真の全体を見られる。
7点は実際に撮影された現代の韓国料理の資料写真です。1913年の調理法の復元品や2026年の会場、確定メニューではありません。背景と利用条件は各キャプションに記載しています。

