![[K-wave] Ep.8 Traditional K-games: Yutnori & Gongginori | 2022 K-influencer Academy](https://i.ytimg.com/vi/lavz13BLgvw/maxresdefault.jpg)
四本のユッを投げると、家族みんなの作戦会議が始まります
ユンノリは、四本の木の棒を投げて盤上の駒を進める韓国の伝統ゲームだ。旧正月のソルラルには大人と子どもが同じチームを組む。投げるのは一人でも、次の一手は全員で相談する。
ソルラルから正月大ボルムまで
ユンノリは、旧暦の元日であるソルラルから、その年最初の満月を迎える正月大ボルムまで親しまれてきた。家では家族が、村では隣人たちがチームを組んで競った。
農村には、勝った側が豊作に恵まれると信じる習わしもあった。冬に集まって一年の幸せや農作を語る時間が、盤上の勝負と結びついていた。
ド・ゲ・ゴル・ユッ・モ
ユッは片面が平らで、もう片面が丸い。落ちた面の組み合わせをド・ゲ・ゴル・ユッ・モと呼び、それぞれ一マスから五マスまで進む。ユッかモが出ればもう一度投げられる。
一般的な遊び方では各チームに四つの駒があり、すべてをゴールさせた側が勝つ。一つの駒が先に着いても終わりではない。
取る・重ねる・近道
相手の駒と同じマスにぴったり止まると、その駒をスタートに戻し、もう一度投げられる。味方の駒は重ねて一緒に進められるが、取られればまとめて戻る。
分かれ道に止まれば近道に進むこともできる。どの駒を動かすか相談の余地が大きく、投げる人だけでなく周りの仲間も勝負に加わる。
カラクユッとチョンジユッ
よく知られる長い棒の「カラクユッ」のほか、小さなユッを器に入れて投げる「チョンジユッ」もあった。民俗学者のチャン・ジャンシクは国立民俗博物館の2021年の記事で、韓国南部に伝わる遊び方として紹介している。
印を付けた棒で特定のドが出ると後ろへ進む「トゥィッド」など、ルールも変化した。人々は道具の大きさや遊び方を場に合わせて変えてきた。
記録に見る歴史
古い記録にある「樗蒲」をユンノリと結びつける説明もあるが、同じものだったとは断定できない。朝鮮王朝時代には「柶戯」「擲柶」という呼び名が現れ、18世紀の文人シム・イグンは棒や盤、遊び方を詳しく記した。
こうした記録は、何千年も同じ姿だったという漠然とした説明より、昔の人がどう遊んだかを具体的に示している。
2022年に国家無形文化財
ユンノリは2022年11月、韓国の国家無形文化財に指定された。特定の伝承者や団体を定めない共同体の種目で、教え合い、共に遊んできた人々による伝承が認められた。
国立民俗博物館は2026年の旧正月プログラムに、ユッを使う新年占いの端末を導入した。勝負を競うゲームと占いでは目的が異なるが、一年への期待をユッに込める文化が新しい媒体に移った例である。
出典・基準情報
2026-10-09T02:09:29.769Z
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