
飛べ、ひよこ
小さなペットの死から人間の有限性へ広がっていく構成が、シン・ヘチョルらしい物語的な作曲をよく示しています。
聴きどころ
静かな導入が後半に向かって大きくなる流れと、“ヤリ”を呼ぶ声の感情変化に注目してください。
あわせて知っておきたいこと
韓国で世代を超えてシン・ヘチョルを語る際、今も頻繁に挙げられるN.EX.Tの代表曲です。
曲を生んだ人
N.EX.Tの1994年作『The Return of N.EX.T Part 1: The Being』収録曲。作詞・作曲はシン・ヘチョルで、幼い頃に飼っていたひよこ“ヤリ”の死の記憶から生まれました。
WHY KOREA LOVES THEM
シン・ヘチョルの音楽は単なるヒット曲集ではなく、1980年代末から2000年代にかけて韓国の若者文化がどう変化したかを映します。2026年もMBC大学歌謡祭が開催され、本選が10月31日に釜山で予定されている今、その舞台から始まった彼の音楽史を聴き直す意味があります。
