韓国コンビニの冷凍ケースが今秋のスイーツ激戦区になった理由
韓国のコンビニで冷凍デザートの販売が伸びている。GS25の「韓定善ヨーグルトチャプサルトック」は70万個を販売し、emart24の「アイスさつまいも大学芋」は冷凍ピザや冷凍餃子を抑えて冷凍食品の販売1位になった。背景には「トッ(餅)巡礼」と呼ばれる餅ブームがある。
GS25の韓定善チャプサルトック
韓定善は聖水洞発のチャプサルトック(もち米の大福)ブランドで、並ばないと買えない店として知られていた。GS25は9月3日、韓定善とデザートメーカーのロロメロと組み、冷凍デザート「韓定善ヨーグルトチャプサルトック」(3,900ウォン)を発売した。凍ったままならシャーベット、解凍するともちもちの大福になる。
GS25によると、9月20日までに50万個、10月5日の発表時点で累計70万個を販売した。9月の宅配・ピックアップ売上では缶ビールを抜いて1位だった。第2弾のピスタチオ味(3,900ウォン)は10月15日から店頭に並ぶ。

emart24のアイスさつまいも大学芋
emart24は9月初め、コグママッタン(大学芋)を冷たく食べる「アイスさつまいも大学芋」(3,900ウォン)をスタンドパウチで発売した。外はカリッ、中はしっとりした食感をうたう。
emart24は、同商品が冷凍ピザや冷凍餃子を抑えて冷凍食品全体の販売1位になったと発表した。9月14〜20日の販売数は発売初週より35%多い。同チェーンの冷凍デザート売上は1月から9月15日までに72%伸びた。

他のコンビニの実績
CUは、ニンジンや三角おにぎり、ジャガイモの形をした「ハイパーリアリズム」アイスの売上が1〜9月に107.7%増えたと発表した。セブンイレブンのアイスデザート売上は1月1日から9月21日までに86%増え、砂糖のコーティングを割って食べる「オハヨー ブリュレミルク」は40日で35万個売れた。
GS25では餅と餅を主材料にした商品の売上が1月1日から9月20日までに312.6%伸びた。業界はもちもち・カリカリした食感と食べる楽しさを人気の理由に挙げ、冷蔵デザートより消費期限が長い点も背景にあるとみる。
餅屋の行列
コンビニの外でも餅がデザートとして売れている。フルーツ入りチャプサルトックやピザソルギのようなフュージョン蒸し餅が人気で、仁川・富平総合市場の豊年餅屋には平日の朝から行列ができる。
ザ・現代ソウルのチャンオク餅のポップアップには1週間で1万人以上が訪れた。ロッテ百貨店本店・蚕室店の7〜8月の餅の売上は前年比250%以上増えた。若い世代には町の餅屋を応援したいという声が多いとの分析もある。

購入情報
限定商品は店舗ごとに在庫が異なり、すぐ売り切れる。GS25の韓定善チャプサルトックは「ウリドンネGS」アプリで事前予約や宅配・ピックアップ注文を受け付けた。
販売数や伸び率は各社の自社集計である。冷凍デザートは帰国時の荷物で持ち帰るのが難しい。
出典・基準情報
2026-10-15T10:31:48.007Z
newswire.co.kr ↗newswire.co.kr ↗shinsegaegroupnewsroom.com ↗fnnews.com ↗etoday.co.kr ↗newswire.co.kr ↗GS25の店内で、モデルが韓定善チャプサルトックのピスタチオ味(左)とヨーグルト味(右)を持っている。写真:GSリテール提供/ニュースワイヤー
お盆いっぱいのチャプサルトック(忠清北道堤川、2020年)。韓定善やGS25の商品ではなく、一般的なチャプサルトックの資料写真です。 写真:채지형 (Chae Ji-hyeong) · CC BY 4.0
アーモンドをのせたコグママッタン(大学芋)。2015年、ソウル仁寺洞の飲食店で撮影。emart24のアイス商品の写真ではありません。 写真:최광모 · CC BY-SA 4.0
ソウル・仁寺洞の餅屋のショーケースに並ぶさまざまな餅(2006年の資料写真)。記事中の餅屋とは関係ありません。 写真:Bernat · CC BY-SA 2.0

