
紅葉シーズンの国立公園登山、下りは膝を曲げて
10月中旬、山頂から色づき始める紅葉シーズンに合わせ、国立公園公団が登山の心得を示した。地形ごとに足の運び方が違うのがポイントだ。
紅葉は上から下へ、北から南へ
公団の説明では、紅葉は10月中旬に山頂付近から始まり、10月下旬から11月初めにピークを迎え、その後南部へ進む。同じ国立公園でも標高や地形で時期が異なる。
出発前に紅葉の状況と探訪路の情報を確認するよう呼びかけている。
道は体力に合わせて選ぶ
国立公園の探訪路は難易度で5等級に分かれる。距離、勾配、所要時間、路面の状態を見て、体力に合ったコースを選ぶ。
登山靴、着替え、水、軽食は基本だ。寒暖差が大きいので重ね着をし、脚・腰・肩をほぐしてから出発する。
登り、下り、急斜面は歩き方が違う
平地はかかと、足裏の中央、つま先の順に着く「リズム歩行」。登りは後ろ脚を少し伸ばして体重を骨格に預ける「休息歩行」で、下半身の負担を減らす。
下りは膝をやわらかく曲げて衝撃を吸収する「膝クッション歩行」、急斜面は斜めにジグザグに下りる。
落ち葉の下は滑りやすい
落ち葉の道、濡れた岩、木の階段では歩幅を小さくする。撮影のときも探訪路と安全施設の外には出ない。人が多い場所では前の人との間隔を空ける。
高血圧や心臓の病気がある人は休憩所を十分に使い、無理をしない。
行く前にチェック
日没前に下山できるよう、時間に余裕を持つのが最後の心得だ。紅葉の写真を撮っているうちに日が暮れるのが一番多い。
この案内の出典は国立公園公団と国立公園教育院の山岳安全教育センターで、問い合わせは02-956-3336。
