問題とされた広告
公取委は、サムスンが自社サイトや宣伝動画、発表会、プレスリリースで「歴代最高性能」などをうたう一方、高負荷のゲームを起動するとGOSが直ちに最大性能を制限し得ることを伝えていなかったと判断しました。
対象はギャラクシーS21シリーズ、S22シリーズ、タブS8シリーズです。
どこまで性能を抑えたのか
公取委によると、GOSは本体温度に関係なくCPU・GPUの最大速度とリフレッシュレートを事前に決めた値に抑え、上限が最大性能の約30%まで下がる例もありました。ギャラクシーS22で「PUBG: NEW STATE」を動かすと、CPUとGPUは通常の31.4%、26.9%に制限されました。
制限されたゲームはS21シリーズ82本、S22シリーズ47本、タブS8シリーズ8本です。
約200億ウォンの算定
関連売上高4兆228億ウォンに賦課基準率0.5%をかけた額です。審査官は「重大な違反」として最大660億ウォンを示しましたが、全員会議が自主是正の努力を考慮し「重大性が弱い違反」に引き下げました。金額は暫定です。
サムスン「受け入れがたい」
サムスンは、GOSは発熱を管理しゲームを安定して動かす機能だと説明します。適用された高負荷ゲームの利用者は全体の5%に満たず、購入判断に影響する情報ではないという主張です。問題の設定は4年前のもので、2022年3月のアップデートで変更され、現在は使っていないとも述べました。
議決書を受け取った後、行政訴訟で争う考えです。
民事訴訟の結果は
国内外の民事訴訟8件(韓国3、米国4、イスラエル1)のうち、サムスンの賠償責任が認められた例はありません。韓国の一審は広告が消費者を誤認させたと認めつつ、1人30万ウォンの請求は損害の立証がないとして棄却し、二審は強制調停で終わりました。
公取委の委員は、民事の結果は公取委の判断を拘束せず、強制調停は本案の判断ではないと説明しました。
出典・基準情報
2026-10-27T06:18:01.730Z
イートゥデイ 課徴金とサムスンの立場 ↗マネートゥデイ 算定根拠と訴訟の状況 ↗亜洲経済 サムスンの不服報道 ↗ウィキメディア・コモンズ ギャラクシーS22ウルトラ写真 ↗